本牧のオアシス、三渓園
緊急事態宣言下なので自分的には県境を越えての移動は控え中。
なので最近・・・というかこの1年間、外出先はほぼ神奈川県内(^^;)
何度も行ったことある場所を再訪して再発見して過ごしてます。
先日は横浜市中区本牧にある三渓園へ。
ん~17~8年ぶりぐらいかな?!
そもそも本牧とは・・・
東京湾に面した岬で、かつては小さな漁村、
戦国時代には北条氏の拠点だったこともあるとか。
幕末開港の頃にはペリーが『Treaty Point(条約岬)』と名付け、
かつて海岸線にあったこの崖は、横浜港へ向かう船の目標になっていたそうです。
確かにこの崖は車で近くを走っていても目を引きます👀
で、このかつての海沿いにオアシスのように存在するのが横浜三渓園。
実業家であり、茶人であり、美術品収集家でもあった原三渓が
京都など各地から歴史ある建物を集めちゃった広い庭園。
高台から見下ろすとこんな感じ👇
大きな池があり、まさに都会のオアシス。
園内マップはこちら👇
ざっと見て回るだけなら所要時間1時間半~2時間ぐらい。
一部をご紹介👇
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◆臨春閣【重要文化財指定】
江戸時代はじめの慶安2年(1649年)に和歌山県岩出市の紀ノ川沿いに建てられた
紀州徳川家の別荘・巌出御殿と考えられています。
(現在改修中のため画像は公式HPより拝借)
◆月華殿【重要文化財】
徳川家康が慶長8年(1603年)に京都伏見城内に建てた
諸大名の控えの間であったと伝えられています。
◆天授院【重要文化財】
鎌倉の建長寺近くにあった心平寺の地蔵堂の建物と考えられています。
◆聴秋閣【重要文化財】
徳川家光の上洛に際し、元和9年(1623年)に二条城内に建てられ、
のちに家光の乳母であった春日局に与えられたといわれています。
◆御門【横浜市指定有形文化財】
京都・平安神宮近くの寺院・西方寺にあった、
江戸時代の宝暦5年(1708年)ごろに造られた門。
◆旧天瑞寺寿塔覆堂【重要文化財】
天正19年(1591年)豊臣秀吉が、病気から快復した母・大政所の長寿を祈って建てた、
生前墓の寿塔を覆っていた建物です。
◆鶴翔閣(旧原家住宅)横浜市指定有形文化財
明治35年(1902年)に原三溪が自らの住まいとして建て、
横山大観や前田青邨といった日本画家たちが集い滞在し絵を制作するなど、
日本の近代文化の発展にも関わった文化サロンとしての役割も果たした場所です。
◆旧燈明寺三重塔【重要文化財】
室町時代の康正3年(1457年)に建てられた、園内の建造物中、最も古い建物。
◆旧矢箆原家住宅【重要文化財】
飛騨白川郷の一部、現在の高山市荘川町にあった江戸後期の入母屋合掌造りの民家で、
御母衣ダム建設の水没地域にあったため、昭和35年(1960年)に三溪園に移築。
唯一内部見学が可能な建物。
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この他、全部で17の建築物があり、そのうち10棟が国の重要文化財、
3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。
丁寧な解説があるのでたっぷり楽しめます(*^-^*)
建造物以外に、
春は梅、桜、秋は紅葉と一年中楽しめる場所。
若いころはそれほど楽しい場所には感じなかったけど、
50歳目前にすると『すばらしい場所!』に感じます(笑)
花も団子も楽しんで、たっぷり歩いて
ここは中年オバサン向きかも
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
自宅からそう遠くないのに、
ちょっと遠出したような気分になれた半日でした(^_-)-☆
ご訪問いただき有難うございます☆
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